リングマネー (紀元前5世紀) 本格的な貨幣を発行するまでの 代用貨幣といわれています 21.9mm 2.8g |
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● 東方ケルト人のコイン (1) イステル川(ドナウ川)の流域のケルト人の作ったテトラドラクマ銀貨です。 ギリシャ北部のタソスで発行されたコインの模倣貨です。 紀元前1世紀 16.1g 32.5mm |
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● 東方ケルト人のコイン (2) マケドニアのフィリッポス3世(アレクサンドロス大王の父)のテトラドラクマ銀貨の模倣貨です。 裏面には、ΦΙΛΙΠΠΟΥ(=Philippoy)と王の名があるのですが、ケルト人は文字までデフォルメしています。 このコインは、お椀のような形なので、カップコインと呼ばれています。 紀元前3~2世紀 28.6mm 15.3g |
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● 東方ケルト人のコイン (3) アレクサンドロス大王の銀貨の模倣貨です。 裏は、椅子にすわり、手に鳥をかざしているゼウスです。 神、鳥、椅子がばらばらに分解され、個々に抽象化され、そして結合されています。 紀元前3~2世紀 17.2mm 2.5g |
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● 東方ケルト人のコイン (4) フィリッポス2世(アレクサンドロス大王の父)の銀貨の模倣貨です。 裏面は、馬上のフィリッポス2世です。 ケルト人にかかると、いかにも愉快な姿の馬に変わっています。 紀元前3~2世紀 14.0mm 2.4g |
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● 中央ケルト人のコイン (1) フランス西南部のVolcaenのTectosages族の作ったものです。 紀元前1世紀 2.8g 15.2mm |
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● 中央ケルト人のコイン (2) フランスのケルト人の青銅貨ですが、正確な発行地は不明です。 表は人の顔、裏は馬の図が極端にデフォルメされたものです。 紀元前1世紀? 2.9g 15.6mm |
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● 島のケルト人のコイン (1) ブリテン島西南部のドゥロトリジ(Durotriges)族の作った銀貨です。 錫の多い材質です。 表は、ギリシャのコインの神の顔が変化したものです。 紀元前1~紀元1世紀 3.0g 19.3mm |
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● 島のケルト人のコイン (2) ブリテン島イケニ(Iceni)族の1/4スタータ金貨です。 イケニ族は、ローマと戦った最後のケルト人です。 表はもはや完全な幾何模様です。 裏面はケルト人の馬です。 東方ケルト人のコインとは時間は100年以上、空間は2000キロ以上離れていますが、民族の嗜好は同じです。 紀元前1世紀 11.0mm 1.1g |
ケルト兵士のボタン | |
ケルトの竪琴 (アイルランドのユーロコイン) |