中山通宝 約18mm 中山国が発行したものと言われています。 現存十数枚だそうです。 画像は、東京大学大学院経済学研究科の収蔵品です。 |
【第一尚氏】 尚思紹─①尚巴志(1421-43)┬②尚忠(1444-45)─③尚思達[君日王](1445-50) ├④尚金福[君志王](1450-54) └⑤尚泰久[大世王](1454-61)-⑥尚徳[世高王](1461-69) |
大世通宝(だいせつうほう、たいせいつうほう) 4.4g 23.5mm 初代王の尚巴志の子、尚泰久が発行したものです。 「大世通宝」は、明の「永楽通宝」の「永楽」を「大世」の変えたものです。 「通宝」の手馴れた文字に比べ、「大世」の素朴な文字が対照的です。 | ||
世高通宝(せだかつうほう、せこうつうほう) 3.3g 23.0mm 尚泰久の子、尚徳が発行したものです。 このころ、王室の後継者争いや有力者の内乱があり、国は乱れていました。 貨幣の発行も、経済的な意図よりも政治的な意図の方を多く感じます。 |
【第二尚氏】 ┌①尚円(1472-76)─③尚真(1477-1527)─④尚清(1527-56)─・・・─⑲尚泰(1848-79) └②尚宣威(1477) |
金円世宝 4.0g 25.6mm 尚円が発行した貨幣という説があります。 この王とその子の尚真のころ、琉球は最も繁栄した時代でした。 |
封印銭 画像は、「季刊方泉處」(ハドソン社)を利用しました。
| 鳩目銭 | 銭の大きさに大小があります。 時代の変化によるものと思われます。 1.01g 20.3mm / 1.02g 17.6mm / 0.13g 10.0mm / 0.09g 8.3mm |
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