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 江戸時代、銀貨は取引の都度重さを量って使われていました。 重さの基準を厳格にするため、分銅の製作は分銅座支配の後藤四郎兵衛家にのみ許されていました。 (後藤四郎兵衛家は、彫金の後藤家の宗家であり、金座支配の後藤庄三郎家は分家になります)| 
 参考:彫金後藤家系図 佑乗─宗乗─乗真─┬─光乗─┬─徳乗─┬─顕乗─┬─程乗─┬─廉乗【四郎兵衛家】─・・・ │ │ │ │ └─悦乗【理兵衛家】─・・・ │ │ │ ├─寛乗【八郎兵衛家】─・・・ │ │ │ └─殷乗【七郎右衛門家】─・・・ │ │ └─光次【(金座)庄三郎家】─・・・ │ └─長乗─┬─立乗【七郎兵衛家】─・・・ │ └─覚乗【勘兵衛家】─・・・ └─元乗【喜兵衛家】─・・・  |