「王冠」と「盾」

青字:「王冠」を語源とする貨幣単位

赤字:「盾」を語源とする貨幣単位

(現在は使われていない単位名も含まれています)

ヨーロッパのコインには、しばしば王冠と紋章がデザインされている盾が描かれています。
右のコインは、フランスのルイ18世の銀貨です。 フランス王家の「王冠」と「盾」が描かれています。
「王冠」と「盾」は、王家のシンボルでした。
通貨の単位やコインの名称にも、しばしば「王冠」と「盾」が使われています。
上の地図は、歴史上、あるいは現在も使われている貨幣単位です。
ラテン語の「CORONA(王冠)」と「SCUTUM(盾)」が元になっています。
北・東ヨーロッパには「王冠」が多く、南・西ヨーロッパには「盾」が多いようです。

2007.11.17