エフタルの銅貨(5~6世紀) 表は、王の肖像です。エフタル特有の顔つきです。 3.2g 24.4mm | |
エフタルの銀貨(5~6世紀) 裏面は、ササン朝ペルシャの拝火教の神壇です。 銀貨とはいっても銅が多いせいで緑青をふいています。 3.6g 25.8mm |
ソグドの銅貨(7~8世紀) 表はソグド人の王様か? 裏は「タムガ」 2.0g 18~21mm | |
ソグドの銅貨(7~8世紀) 表はユキヒョウ 裏は「タムガ」 2.1g 19~21mm |
トルギスの銅貨(8世紀) 表にはソグド文字で「聖なる突騎施可汗の貨幣」と書かれています トルギスの最後の王スールクが発行したものです。 スールクは唐と戦って敗れました。 4.7g 24.8mm ■このコインについてもっと詳しくは ⇒ 「聖なる突騎施可汗の貨幣」 |
イスラムのディルハム劣位銀貨(8世紀) 表は、王の肖像です。向かって右にソグド文字が見えます。 裏は、拝火教の火壇とその両側に祭祀者が立っています。 ソグド地方を治めていたアッバス朝の知事が発行したものです。 ササン朝ペルシャのデザインを踏襲しています。 2.6g 24.7mm |
イスラムのディルハム銀貨(9世紀) 695年、ウマイヤ朝第5代のカリフ、アブド・アリマリクは、ダマスクスで新しい形式のコインを発行しはじめました。 表裏には「コーラン」の言葉を刻だものです。この形式はその後もイスラムコインの標準となりました。 2.8g 22.0mm ■このコインについてもっと詳しくは ⇒ 「イスラームのディルハム銀貨」 |
ガズニ朝の銀貨(11世紀) 表はアラビア文字、裏はサンスクリット文字の バイリンガルコインです。 3.7g 18.6mm | |
カラハン朝の銅貨(11世紀) ガズニの北方にあった王朝です。 6.0g 24-25mm |
コラズムの銀貨(13世紀) コラズム第7代の王、アラーウッデン・ムハマッドのコインです。 この王は、コラズムの最大の繁栄期をつくりましたが、モンゴルに攻められ逃亡先のカスピ海の孤島で病没しました。 7.5g 25.5mm |
モンゴル初期の銀貨(13世紀) 表のデザインは、アケメネス朝ペルシャの銀貨のデザインに似ています。 2.8g 14-15mm |
オゴタイ汗国の銅貨(13世紀) オゴタイ汗国の貴族、ムママド・アル・フセィニが、1220/21年にエミールで発行しました。 円と正方形のデザインが決まっています。 4.2g 32.0mm | |
チャガタイ汗国の銀貨(13世紀) チャガタイ汗国の銀貨です。 1.4g 17.0mm | |
イル汗国の銀貨(13世紀) イル汗国の銀貨です。 イル汗国の第4代の汗、アルグンが、1286年に発行したものです。 表には横書きのアラビア文字が、裏には縦書きのモンゴル文字が書かれています。 2.2g 21.0mm | |
キプチャク汗国の銀貨(14世紀) イブン・バットゥータが来た頃のコインです。 1.4g 16.0mm |
チムール帝国の銀貨(14~15世紀) 5.1g 23.4mm |